アフガニスタンの子どもたちの描いた<カブールの幽霊>は、わたしたちが抱いている<幽霊>とはまったく異なる世界観に裏打ちされています。
その幽霊たちのどれもが空想や夢物語だけで作り出されたものではなく、すべて、子どもたちの真摯な眼差しによって捉えられた実像なのです。
たとえば、まるで「遊び友だち」のような幽霊たちや「いじめっ子」のような幽霊たち。
子どもを誘拐したり傷つける悪霊や子どもの中に残る戦争と爆撃の記憶。
さらに、地雷という得体の知れないものへの恐怖を「魑魅魍魎」として描いてみせる、その彼らの感性とリアリティー……。
[カブールの幽霊展]を通してそれらの幽霊たちと向き合うなか、わたしたちは、それらの幽霊たちが、単にアフガニスタンという国の問題にとどまらない、現代が陥っている閉塞状況=不自由さに対するさまざまな問いかけにほかならないことに気づかされました。
現代という合理社会のうちにいながら、わたしたちは、もしかしたら、いつのまにか幽霊や悪霊に取り囲まれてしまっているのではないか……。
そして、そんな幽霊など存在しないかのように、あるいは気づかないように仕向けられているのではないか……。
<カブールの幽霊>の圧倒的なリアリティーは、わたしたちが見逃しているわたしたち自身の幽霊や悪霊を見つけだす眼差しを忘れないように、と教えているようにも思えるのです。

画集・カブールの幽霊
日本での[カブールの幽霊展]を記念して、展示作品集を作成しました。
アフガニスタンの子どもたちの幽霊、約500点のうち200点あまりを選集。
併せて、アフガニスタン現代史、「難民」や「国内避難民」の現状、Like Water Pressの活動内容や記録も収録しました。
一枚一枚の絵を手に取ってご鑑賞頂けるように、綴本形式ではなくシート形式にし、箱に収めております。
作品集の印刷はわたしたちの手によるものですが、美しく、内容の濃い作品集に仕上がっております。
展覧会にご来場できなかった方々をはじめ、多くの方々の手に取って頂ければ幸いです。

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品 名:画集/カブールの幽霊/Ghosts in Kabul
価 格:4,200円
版 型:B5変形(170mm×220mm)
頁 数:237頁(全頁カラー)
内 容:
●はじめに
不幸が自由へと切り替わって行く瞬間の声/吉岡 忍(作家)
●アフガニスタン現代史
アフガニスタンという情況
●カブールの幽霊との出会い
怖れや不安を吹き飛ばすしたたかな想像力
●<あらかじめ奪われている子どもたち>のいま
難民であるということ、難民として生きるということ
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カブールの幽霊<第1部>
遊び友だちとしての幽霊たち
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カブールの幽霊<第2部>
いじめっ子の幽霊たち
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カブールの幽霊<第3部>
怖ろしい生き物としての幽霊たち
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カブールの幽霊<第4部>
子どもを傷害するものとしての幽霊たち
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カブールの幽霊<第5部>
戦争と爆撃の記憶
物語/カブールの幽霊
第1巻/友だち?それとも、いじめっ子?
第2巻/魑魅魍魎としての幽霊たち
第3巻/戦争の記憶と子どもたち幽霊の絵を描くときに聞き取った、その幽霊に寄せた子どもたちの思いや物語を、絵本として構成しました。
この物語を読むと、じつはこれらの絵は、子どもたちの「言葉」にほかならないということに気づかされます。
つまり幽霊とは、彼らの心の内に息づいていた、声にならない「言葉」なのです。
<カブールの幽霊>は「見る」のではなく「聞く」べきものなのだということが、実感としてわかります。
◆書評→
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品 名:物語/カブールの幽霊 第1巻・第2巻・第3巻
価 格:各巻1,200円(送料別200円)
版 型:CD版(128mm×144mm)
頁 数:1巻128頁/2巻112頁/3巻136頁(全巻2色刷り)
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お申し込みは、上方の | conatct | タブをクリックしてください。

photo by Yoji kOBAYASHI
わたし、U-rayです。<あ>/50,000円
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